DANCE ALIVE HERO’Sでかけた曲って、、、

今年も国技館から(というかその後のアフターパーティから)無事に生還したぞ!

ここ数年で一番面白いDANCE ALIVEだったんじゃないでしょうか。ドラマティックだったし、感動も笑いもあって、最高だった!

海外ゲストのみなさんも、かなりご機嫌でした。

今年のハイライトは完全に馬にさらわれた感じありますね。おもしろすぎる!

DJとしても、その曲に対してそんな斜め上のムーブで応えてくれるのー!?という感じでした。

想定の範囲外で暴れまわる馬ほど怖いものはありません。すごかったなー!笑

馬くん、おめでとーう!

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今回も色んな人から、かけた曲について聞かれたので、曲を作ったアーティスト達に敬意をこめて、こちらでご紹介したいと思います。

何年か前まではバトルのDJするたび書いてたけど、思うことがあってしばらくやってませんでした。(嘘。めんどくさかっただけ。)

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紹介します!といったものの、ただ一気に曲名だけリストにして書いてくのもつまらんので、ちょいちょいわけてポストしてみることにしました。

DJが選ぶ曲ってだいたい(伝わりきらない)文脈がありますから、せっかく自分のblogだし、そういうの含めて書きます。読みたくない人は曲名だけ見て閉じてもらっても全然いいし。

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そして、本題に入る前に、DJも結構大変なんだぜ!という話を少しだけ書いちゃいます。

そんなんいらねぇよ早く曲名オシエロ!という人は、一番下までスクロールしちゃいなよ。

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DANCE ALIVEのDJを、もう10年くらいやらせて頂いてますが、俺がやってる仕事の中でもっとも大きいステージです。

動員人数も注目度も半端ないし、俺にとって最高の現場です。たくさん勉強させてもらったし、いつも使ってくれるAnomalyには感謝しきりです。

普段クラブでかけれないような曲もプレイできたりするし、一曲一曲の価値が重いんです。

俺の選曲が踊り手の人生にかかわってくることすらある、と考えると緊張感もそりゃありますよね。

あくまでメインはダンサーなんで、ステージに最高のスルーパスを出せるように、脇役に徹するわけです。

命をかけて選曲してます。一曲一曲に魂を込めてます。

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みなさん見たことないと思いますが、国技館の控室で次のバトルに備えて最高の曲を探し出そうとするDJ達の厳しいまなざしは圧巻です。

鬼気迫る、といえるレベルの真剣さです。畳の部屋でDJたちが踊れる曲を探している(無言で)、というのもなかなかシュールな状況です。

踊りを磨くことに命をかけて、大事な人たちからの期待を背負って、いろんなものを犠牲にしながら、嘘のつけないステージに挑むダンサーたちを、みんなよく知ってるんです。

彼らが輝ける音を届けるべく、DJたちも真剣に向き合っています。

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ただ、悲しいかな、バトルが盛り上がったらダンサーのおかげ、でも盛り上がらなかったらDJのせい、みたいな部分もありまして。

褒められるよりも文句言われることのほうが多かったりもします。(MCもそうなんじゃなかろうか)

でも、やっぱりダンス好きな人が大勢集まって闘ったり楽しんだりしてる場所で音を鳴らせるってのは、マジで最高な仕事なんですよね。

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しかしそうなると、自分の信じるかっこいい曲をかけてればイイってわけにもいかなくて。

いろんな立場の中でバランスを考えながら、選曲してるんです。

  会場のみんなが盛り上がれるような曲をかけて欲しい主催者・スポンサー・メディア関係者

  メジャーなビッグチューンで踊りたくないダンサー達(結構多い)

  自分の好きな曲でダンサーが踊ってるとこ見てみたい、というお客さん

  だれでもかけるような定番を連発するのも嫌だし、多少は自己主張もしたい俺

  ALL STYLESは異種格闘技戦だから、それぞれの得意な曲を一曲ずつかけるべき、という主張の人

  ダンサーに合わせて曲選ぶこと自体が間違ってる、ダンサーがDJに合わせるべきだ、という人

という具合にいろんな立場があります。

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そもそもですよ?プロのダンサーがうおー!って盛り上がれる曲で、かつ10000人スケールのお客さんを巻き込める曲なんて、正直なところ、皆無です。

似たようなダンスやってる人が集まれば共通のビッグチューンがもちろんあるけど、

キャリアの長い短い、ジャンルのあれこれを飛び越えて、日本のダンサー全員が好きな曲って、今ナイんです。

良いことでも悪いことでもあると思うけど、みんなそれぞれ違うもんを真剣に聴いてるから、最大公約数的なところがなくなっちゃったんです。

今回俺がプレイした曲で、かなり盛り上がったなー!ってのもあったけど、

「あんなんクソ以下だ、最悪の選曲だ!」と思ってる人も結構いるのを俺はよく知っています。

(※そう思ってそうな人に直接聞きにいったりするからです。みなさん正直に言ってくれます。多謝。)

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DANCE ALIVEのメインステージでマワしてるDJはみんな、ダンスイベントのDJとしてとんでもない数の修羅場をくぐりぬけてきたツワモノしかいません。

みんなキャリア20年を超えるようなベテラン・プレイヤーです。(一番若い俺ですら18年になる)

そして、ほぼ全員、ダンサーとしてのキャリアを持ってる人たちです。

キャリアと知識を武器にしつつも、現在進行形でとんでもない時間と労力を費やして、プロとしてのプライドをかけて、選曲という行為に挑むんです。

そんな人たちが鳴らす音は、磨き抜かれたひとつのアートフォームだし、真剣な思いが込められています。

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良し悪しの評価をされるのはもちろんだし、誰にだって好きな曲・嫌いな曲があると思うので、ダンサーもお客さんも関係者も、DJについて自由に褒めたりディスったりしてしかるべきと思います。

ただ、僕から一つだけ、ダンスを愛する皆さんに伝えるならば

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なぜその曲をこの場所、このタイミングでプレイしたのかな?ということに思いを馳せてみてほしいんです。

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みんなが好きなものやポピュラーなものを避けて、あえて議論を呼ぶような曲を選んだとき。

逆に、定番すぎる曲を選んだとき。

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みなさんがそんな風に思う時ほど、音楽のプロとしてのメッセージが込められているはずです。

多くの場合、ダンスシーンの将来に向けたものだったり、今のシーンに対する問題提起だったりすると思います。

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これまで生き抜いてきたベテラン・プレイヤー達が、無難な仕事ができないわけがないんです。

あえて、リスクを背負って、疑問に思われるような曲をプレイしたとしたら、そこには意味があるんです。

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こういったイベントでDJたちにマイクが向けられることはほとんどないし、DJの名前すら憶えてないお客さんのほうが多いでしょう。

でも、俺たちもわりと大変な仕事してんだぜ!ってアピール、少しくらいしてもイイでしょ?笑

文句言いたいわけじゃないぜ!むしろ感謝である。そして、こうやって音楽聴くともっと楽しいよ!というヒントをみなさんにお届けしたいのである。

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ということで、長々と呼んでくれたアナタ、ありがとうございますー!

決勝戦のプレイリストはこちらに!



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