全ての演者はアカデミー賞のハプニングに学ぶべき!という話

アカデミー賞の授賞式で、作品賞の受賞作が間違えて発表されたハプニングがあったことはすでに話題ですよね。

映画界の最高峰と言われるアカデミー賞ですから、とんでもない額の予算で制作されたイベントで、念入りなリハーサルをやって、いろんな人の思いが込められてて、間違いが許されないはずの舞台です。

そんな場所ですら、こういった珍事が起こりえるわけですね。

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そんなハプニングにおける、関係者のステージ上での対応が素晴らしいな!と思ったんです。
コンペティションや賞レースに挑む人、そして制作に関わる全ての人が、アカデミー賞のトラブルから学ぶものがあったはずです。

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俺はこの時の、La La LandのプロデューサーJordan Horowitz氏に、すんごい心を打たれました。

ステージ上の混乱の中、マイクをつかんだJordan Horowitz。

『間違いがありました。ムーンライトの皆さん、Best Pictureはアナタ達です。ジョークじゃありません』
(There’s a mistake. ‘Moonlight,’ you guys won best picture. This is not a joke.)

その振る舞いは非常に紳士的で、プロフェッショナルでした。

極めつけに、

『ムーンライトの友人たちにコレ(オスカー像)を手渡せることを誇らしく思います!』
(“I’m gonna be really proud to hand this to my friends from Moonlight”)

とな。

超かっこよくないですか?
すぐに事態を理解して、トラブルのカヴァーに回るんです。

自分は被害者なのに、そんなこと(一大事である)より受賞したライバル達を称えるんですよね。

司会を担当してたJimmy Kimmelも
『もうみんなにあげちゃえばいいのに!』
(Why don’t we just give out a whole bunch of them?)
と笑いに持ってって、超素晴らしいんですが、トラブルを全力でカヴァーするのは司会に求められる当然の仕事だったりもします。

一方、La La Landは制作陣の間違いによる被害者みたいなもんです。
映画界最高峰のアワードのクライマックスで、最高の栄誉を受けて、仲間とハグして、喜びのスピーチした直後、です。

なのに、このスピード感で、この振る舞い。

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もし自分だったら、こんな振る舞いが出来たかな、と心配になるわけです。
「え?間違い?マジかよ!?」というような思いが顔に出ちゃうような気がするんですよね。

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予測不可能な事態が起きたときこそ、人間性が試されるっていうイイ例ですよね。

俺も、いざというときにこういう振る舞いができるように、日頃から心を磨いていきたいもんです。



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